誠実さと尊厳

既存の選手や親からはいつもネガティブな話ばかりが舞い込んでくる。OBからは吉報が多い。それが日常であり別に難しく捉えることもない。逆もあるし。20年間休まずの指導者をしていると予想を超えることもなくなってくるみたいだ。中学校に向けて、嬉しい想定内な相談があった。意思を持つよう教育をしている。しかし自分の意思を持たしてもらえない、または自分の意思を持たせない教育を受けている子は多い。さらには、そのくせ我儘だけは言えるときたもんだ。成長の邪魔は親にあり。邪魔した親は気づかないのか気づけないのか。

サッカーに沢山の時間をかけてきた奴には沢山のものを返すのが平等であるということを俺は言い続けて実行し続けている。人並み以上のサポートをしてこそ言える。まあ俺と関わりがない人にまでは興味はないし関わりたくもないと思うようにしよう。
全日を敗退しスタッフメンバーと打ち上げを行った。チームはスタッフ次第で試合ができる。全日だろうがトレマッチだろうがスタッフのおかげでサッカーができる。お礼を。感謝を。つれない仕事だな。サッカーは続く。

苦楽をともに過ごしてきた奴らと再会する近い将来に期待するわけでもなく、ただただ俺は社会教育を続ける。誰から何を言われようとも。

チャンピオンズリーグチェルシーにて感動する。ファンの声援で涙が出たのは初めてかもしれない。日本のTVでは見どころさえ間違った報道をする。日本人をバルセロナファンにしたいのか?スペインから独立をもくろんでいるカタルーニャ地方のクラブチームはエスパニョールから出ていくことになる。ZEROとかいうニュース番組にはガッカリだ。全くの誠実さがない。