暇と情に乾杯

暇を覚えると忙しさをストレスに感じるようになる。
15年くらい前ニートだった頃を思い出す。目が覚めたら起き、眠たくなったら寝る生活を繰り返してると、定職に就くなんて全く自信がなくなってしまった。それ以来給料というものとは縁が途絶えた。しかし未だ自由気ままに生活している。サッカーの得点や勝ち負けよりも奇跡なことかもしれない。
どうせ一度の人生だ。独り身ならばこそ我慢などする価値はない。人の数倍気遣いをしているのだから、それくらいで勘弁してもらおうではないか。人の我儘を見て自信をつけている。
暇になると汚いものまで見えてくる。忙しいストレスよりも嫌なものが見えるストレスの方が気分的に嫌だ。

人に親切にしてても相手はその時だけ挨拶をする。関わりを数週間ないまま過ごせば挨拶は無し。そういった人間ばかりなので俺が変わった人間と思われている。情に生きるなんて変ですか?情に薄い人間とは気が合わないみたいだ。