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また1つチャンピオンズリーグが終わった。
ドイツ王者は、2002年に通算9度目の優勝を果たしたレアル・マドリーCF、2007年に7度目の欧州王者となったACミランに続き、2005年にそのミランに劇的な逆転優勝を果たしたリバプールFCと並ぶ通算5回に記録を伸ばした。バイエルンにとって今回のウェンブリーでの決勝は通算10回目となり、これもマドリー(12回)、ミラン(11回)に続く歴代3位となっている。
 
得点数

12クリスチアーノ・ロナウドレアル・マドリー http://img.uefa.com/imgml/TP/teams/logos/18x18/50051.png
10ロベルト・レバンドフスキドルトムント http://img.uefa.com/imgml/TP/teams/logos/18x18/52758.png
8ブラク・ユルマズガラタサライ http://img.uefa.com/imgml/TP/teams/logos/18x18/50067.png
8リオネル・メッシバルセロナ http://img.uefa.com/imgml/TP/teams/logos/18x18/50080.png
8トーマス・ミュラーバイエルン http://img.uefa.com/imgml/TP/teams/logos/18x18/50037.png

 
枠内シュート数

53クリスチアーノ・ロナウドレアル・マドリー http://img.uefa.com/imgml/TP/teams/logos/18x18/50051.png
28リオネル・メッシバルセロナ http://img.uefa.com/imgml/TP/teams/logos/18x18/50080.png
26ロベルト・レバンドフスキドルトムント http://img.uefa.com/imgml/TP/teams/logos/18x18/52758.png
23ズラタン・イブラヒモビッチPSG http://img.uefa.com/imgml/TP/teams/logos/18x18/52747.png
22アリエン・ロッベンバイエルン http://img.uefa.com/imgml/TP/teams/logos/18x18/50037.png

 
アシスト数

7ズラタン・イブラヒモビッチPSG http://img.uefa.com/imgml/TP/teams/logos/18x18/52747.png
5カリム・ベンゼマレアル・マドリー http://img.uefa.com/imgml/TP/teams/logos/18x18/50051.png
5メスート・エジルレアル・マドリー http://img.uefa.com/imgml/TP/teams/logos/18x18/50051.png
5アンヘル・ディ・マリアレアル・マドリー http://img.uefa.com/imgml/TP/teams/logos/18x18/50051.png
5フランク・リベリバイエルン http://img.uefa.com/imgml/TP/teams/logos/18x18/50037.png
5マリオ・ゲッツェドルトムント http://img.uefa.com/imgml/TP/teams/logos/18x18/52758.png

 
 
 
ゴール:フィリップ・メクセス(ACミラン)
2011年3月以来ゴールがなかったメクセスだが、第5節の敵地でのRSCアンデルレヒト戦で圧巻のゴールを決めた。ボールを胸でトラップすると、ゴールまで20メートルの距離からゴールに背を向けたフランス代表は、素晴らしいオーバーヘッドキックをファーポスト付近へ突き刺す。CBにしては悪くない一発だった。これにはアンデルレヒトのMFサシャ・クリエスタンも「彼の人生でメクセスがまた同じようなゴールを決めることはないと思う」とコメント。全く同感である。
試合:FCバルセロナ 0-7 FCバイエルン・ミュンヘン
2試合合計7-0での勝利は、UCL準決勝では新記録となる。バルセロナが欧州の舞台での2試合制の勝負に連敗したのは26年ぶり、公式戦でほぼ6年ぶりの大敗だ(ミュンヘンでの第1戦にも0-4で敗れた)。どこから見ても欧州サッカーを揺さぶるスコアを、バイエルンハビ・マルティネスも次のように振り返った。「バルセロナはここ何年か世界最高のチームと見られていたから、彼らとの2試合がこんな結果になるとは思ってもみなかった」
 
セーブ:クリスティアン・アッビアーティ(ACミラン)
受賞は逃したものの、レアル・マドリーCF戦で驚異的な守りを見せたダビド・デ・ヘアマンチェスター・ユナイテッドFC)は称えられるべきだ。ボルシア・ドルトムント戦で同じようにヒーロー級のプレーだったジョー・ハートマンチェスター・シティーFC)やバルセロナに立ち向かったフレイザー・フォースター(セルティックFC)も同様である。それ以上にアッビアーティのFCゼニト・サンクトベテルブルクとのグループステージ第2節での偉業は、特別な称賛に値した。信じられないようなセーブを連発し、なかでもフッキとアレクサンドル・アニュコフを阻んだものは抜群だった。チームメートのMFウルビー・エマヌエルソンも「何を食べたらあんな風になれるのか」と絶賛している。
 
全試合にドラマがあるチャンピオンズリーグ、ジャッジからドーピングまで、パス成功率1位はベントナー選手だったり、、、今月、引退するファーガソン監督はマンチェスター・ユナイテッドFCで率いた1500試合のうち、UEFAチャンピオンズリーグでの202試合(予選も含む)は大会最多記録となっている。欧州カップ戦での勝利数が3桁に上るのも彼だけで(114勝、アバディーンFC監督時代も含む)、2位のベンゲル監督(79勝)に大きく差をつけている。
 
国をかけて闘うワールドカップもいいが、やはり地球上で一番面白いリーグはここにある。。。