真夜中の自分

アトレティコバルセロナ
スコア:1対0
枠内シュート:9対5
警告:1対3
クラブ・アトレティコ・マドリーが開始5分に奪ったMFコケの1点でFCバルセロナを退け、見事準決勝に進出した。欧州チャンピオンズカップ時代を含むと40年ぶりらしい。
第1戦を1-1の引き分けで終えていたアトレティコは、立ち上がりから主導権を握り、3度にわたってゴール枠をたたく。その1本目をコケがボレーで押し込み、前半5分に先制。結局、この1点で勝ちきったディエゴ・シメオネ監督率いるチームは、1973-74シーズン以来となる準決勝行きを確定すると同時に、バルセロナの7年連続のベスト4進出を阻止した。シメオネ万歳、組み合わせ抽選会へGo!!!

バイエルンマンU
スコア:3対1
警告:1対2
パトリス・エブラに先制される。マリオ・マンジュキッチのゴールで追いつきトーマス・ミュラーアリエン・ロッベンが加点して準決勝に進出。

第1戦は1-1。ホームのバイエルンは前半を支配していたが、約1時間くらいのとこでユナイテッドが先制した。夜中の観戦にアウェイゴールは興奮する。エブラが強烈なシュートをネットに突き刺したのだ。しかし、ホームチームはすぐさまマンジュキッチのゴールで追いつき、ミュラーが決めて逆転に成功。ゲームは面白くなくなり、目は隣の画面のアトレティコに。さらにロッベンの追加点でユナイテッドを突き放して、2試合合計4-2で勝ち上がった。バイエルンは、対イングランド勢のホーム初白星。

マンUもノーチャンスだったとは言えない。ゴール前でウェイン・ルーニーに決定機が訪れるも、フリーの香川真司を使わず自ら狙いにいった選択は裏目となったのだ。

バレンシアもネットを揺らしたが、オフサイドの判定でゴールは認められず。バイエルンは攻撃面で苦しんだように見えた。ミュラーマリオ・ゲッツェは普段のような中央でのチャンスメークができず、攻撃はサイドからの組み立てに偏りがちに。シュートは主に遠目から狙うばかりだった。

今季のゴールの大半をペナルティーエリア内からのシュートで奪ってきたバイエルンらしくない攻撃が続いた。そして、ボールをキープするだけで効果的に攻められないホームチームに魅力はなかった。

後半に入って10分ほどが過ぎた頃、右からの折り返しが流れたところに、走り込んだエブラが鮮烈なミドルを右のトップコーナーに叩き込み、アウェーのファンを歓喜させる。

ルーニーがその直後に再び訪れた決定機をものにしていれば試合展開は変わっていたかもしれない。
バイエルンも準決勝組み合わせ抽選会への参加する。

レアル・マドリーボルシア・ドルトムントとの第2戦を0-2で落としながらも、4シーズン連続となるUEFAチャンピオンズリーグ準決勝進出を決めた。ロナウドの怪我からの復帰を待とう。

準々決勝ベストゲーム
チェルシー 2-0 パリ・サンジェルマン(2試合合計3-3、アウェーゴール差でチェルシーが勝利)
試合終了3分前にデンバ・バがネットを揺らし、UEFAチャンピオンズリーグの準決勝に進出。久々のベスト4まであと一歩に迫っていたパリ・サンジェルマンを失望の底に突き落とした。
世界一強いズラタンの不在に対しアザールは序盤に負傷、終止パリに分があったと思う。

抽選会が楽しみだ。