心のままに

我がチームの6年生は冬休みに入った。イルミネーションカップINみろくの里に一泊二日で参加、クリスマスのイルミネーションで癒されながら遊具施設の使用もフリーパス券を優待してもらい、真剣に遊ばさせて頂くことに幸せを子供たちは感じていた。感謝は同志ローザス代表に、温かみのある人間繋がりが俺の性分にシンクロナイズとなっている。大会の結果よりも明日のイベントが気になるのは俺だけみたいだが、選手たちに託したスタメンとポジションは誰もが気になるところでもあった。3年生も連れて参戦し日帰りで諦めたのは学校教育を優先したまで。6年生は俺の社会教育の方が当日の学校教育より勝ると確定判断したための宿泊募集で、自由参加スタイルは崩さないまま全選手がチームを選んだ。
俺がガキの頃だったら間違いなく終業式行きだっただろう。一人だけだったとしても。子供に自由という概念は0%、意思など持つことすら許されない。その反動は酷いものだった。今の時代、子供に意見をという大人が多いみたいだが、決して誉められることでもないのは周知の事実。甘い世の中に安全ボケを加速させ、我慢の出来ない大人を作り上げ、社会のゴミとなっていった事例が身近に散乱する。教え子でないことを自慢するのではなく、情をも持たないようにしよう。万人に好かれようなどと思うな、心を売っては借金を作ることになる。
自由に生きて、社会から認められるようになろうではないか。