練習中にて

結構暑いぞ!今日も。
13時~18時の練習に30分前から現れる選手がいる。大事な教え子となるだろう。
さすがに猛暑のグランドでは練習中に吐いてしまう子もいる。体育館でもしかり。
人に向かって吐いてしまうことだって何回も見てきているのだが、仲間の辛い状況を見て、助けてあげる気持ちを全面に出してくれる選手に家庭内教育を見てしまう。車に酔って吐けば他人のバッグやスパイクを汚してしまう。靴下にスボンに他人のゲロがついて平気な人はいないだろう。しかしそれに対してネチネチ文句を言うこともなく笑い話ですませる。
他人から仲間への変化だ。

チームには仲間という誰にも邪魔されない繋がりがある。大人の介入が偽物の仲間を作り、その虚像に裏切りを覚える。このくそ暑いグランドで、辛い厳しい練習で、吐こうが泣こうが最後までやり抜き戦った者達、本当の仲間がチームには存在する。
サッカーの勝ち負けがどんなに小さなことか、仲間というものがどんなに大切で大きなものなのか、知らない大人がほとんどの現代社会に俺たちは立ち向かい堂々と存在する。

昨日、練習場で[仲間]と話をした。練習は毎日のようにやりたいと。

今グランドには3年生以上が30名、休まず練習に来る選手、幸せにしてやらねばならない。