そろそろ飽きが

15日目の朝を迎える。本来であればここでワイヤーの切断となるはずだったのだが、無理言って4日も前倒してもらい、開口訓練も2日ほど早くなった。結果的に退院も早くなったということだ。実際のところ、顎の骨が粉砕してしまってから19日目となるわけだから、そろそろ骨もくっ付いているのではと思う。入院してからが回復ではないはずである。
さて、鋭気を養い休養明けの心配事は己の体力と闘争心であろう。入院間、肉を食べず歩くこともなく女性とばかりの会話で過ごした。私の持っていたものとは違うやさしさを・・・必要ではないのに手に入れた。役にはたたないだろう。

後3日で非現実な世界とお別れになる。特室に変わってから暇になったことだし、外出申請でも出してドライブにでも行こうかな。。。