私はリベルダーデだ

一人に愛を過ごせば2人の選手を失う。それでも自分の好きにやらせてもらう。裏切るやつはどんなタイミングでも居なくなるのだから。ならば本気で愛情を注げば悔しくもない。そう続けていると何人もチームを去っていった。残ったメンバーは、全国大会に出る。
そして寝食を共にする。毎年の、俺と子供たちだけのBBQは新世界であり、チームでの海もまた別世界である。車内は祭りだ。親の監視がないから人間性が助長され強者になっていく。

ざまぁみろ!

我々はリベルダーデだ。


表敬訪問でチーム名の意味を聞かれ、案の定失笑された。それでいい。チーム名に相応しく私は自由にやらせてもらおう。
サッカーに真剣に取り組みたい子がいる。応えてやるのが使命。一人の選手に愛を過ごしてもチームは成り立ってきた。平等の定義は我にある。

私はリベルダーデだ。