練習のサポートに中学生が来てくれた。我々のチームではよくある光景だけど、よくよく考えたら、現役で真剣にやってる子が小学生を相手にしに来るって有難い話だ。
社会人になってからもフラ〜っと寄りましたとか、高校の練習が休みだから来てみたとか、我々のチームでは日常茶飯事。この前の練習ではアイスの差し入れが、その前の前にも、侠に生きてる私が率いてるに見合う環境となっている。
選手育成をまやかし無しで大きく捉えているので、後発にチームへ加入した選手は苦労している。後から入ってきてゲームの中心人物になるなんてことがあれば、指導の質を見直さなければならないと思う。中学へ進んだ時に腐る可能性がない人間に出来ているかが、指導者としてのレベルだと気づかないのは悪である。
大人が盲目の目を開かなくて子どもに悪影響を及ぼしている、または先入観と頑固な固まった脳によってカルチャーショックすら感じない、良きアドバイスをくれる役に立つ師がいない、全てはコミュニケーション能力不足か本人の無能さで子どもは大きな損失を抱え込む事になる。子どもを持ったのなら大義と未来への責任は必須である。
中学生になって小学生のサポートをするなんて立派な心を持ち合わせてないと難しい。心意気は本人の能力ではなく親の躾と育ちだ。
卒団した子が皆、そういった心の成長を発揮して欲しいものだ。
教育格差を多々感じて、育成の実績とさせてもらってる。
上の世界を目指すのなら本質を教え込んでおかないと、スタートのラインにも立てないまま終了か路線が裏の方向に向く。
要望が無くても伝えるだけ伝えておかないと、嘘つきと変わらない。
騙される奴は自業自得でも、その子どもには情が湧く。