プロフェッショナル

通夜ー葬儀の合間に練習に行った。親の死はプライベートなこと。できるだけ、プライベートなことでは迷惑をかけない。当たり前のこと。俺はチームの代表である。そう簡単に休むわけにはいかない。もちろん喪主としての仕事は全うしている。
坊主も葬儀屋も俺の時間に合わさせてもらった。お前らが俺の上に立つことはない。

仏壇屋に母親を連れて行かなければと、坊主に預けた。俺より心強いだろう。いい坊主だ。
俺は試合に練習に送迎がある。何の気負いもなく何の動揺もせずに仕事をする。いつも通り行こうぜ。


密葬が家族葬に変更され親族たちが現れ友人からまでも香典を貰った。俺のことではなく親のことなのに。

迷惑かけてすまん。



ありがとなm(。≧Д≦。)m