人間味

チームにもう一台車を買おうと思う。去年15人乗りを買って、さすがに俺の小遣いは減った。
だが利用している選手の社会経験が本人の財産となるくらい良い人間形成をもたらしていることは間違いない。この見返りは金では買えないものである。
10人乗りがいいな。
次は新車はやめとこう。


チームで購入するためには助成金を手にしたりするのが手っ取り早い。ただ簡単なものではないだろう。
隣の市に株式会社のクラブチームがある。助成金を800万円以上も手にして商売道具となる車を買っている。同じ条件で考えるなら、タクシー会社が国の助成金で車を買うことが出来てもおかしくないはず。誰が得をするためかを見極めるのは簡単だ。

要領よくズル賢く、選手をお客さんとして受け入れ己の収入に充てることが出来る人と出来ない人、もし俺が中間層なら嘘つきな人間になれていただろう。しかし性分の問題か、後者の方に偏って生きていることから抜け出せないでいる。
まあよい。
適当な人生も冥利、子供たちが強くたくましく生きる力を身に付けるためには大人が適当に犠牲にならねばならぬと。
[子供]ではなく[子供たち]という考えが出来る大人がいない世になってしまってることを受け入れても認めてはいけないと思うのも一つ。

金、人、物、時間、未来のある子供たちに使うことが出来ないなら大人の面をしない方がいい。修行中の名札が似合うと思われなかれ。
 
金のために教員になったのが分かりやすくていい問題が。
下村博文文部科学相は24日の記者会見で、全国の公立学校教員が定年を待たず、退職手当減額前の年度途中に「駆け込み退職」をしている問題について、「決して許されざる(ことだ)」と批判し、文科省として各教育委員会などへの指導に乗り出す考えを示した。
同相は「(特に)クラス担任ら責任ある立場の先生方は、最後まで誇りを持って仕事を全うしてほしい」と述べた。」
 
仕方がないと思う。

辞める人、元々がお金のために教員になったんだし。
違うなら悩むだけで辞めはしないよ。
都道府県で同時にやれよなあ。
人間味が分かりやすく出て、仮面が剥がれた方がいいんだよな。
嘘つきを見抜けない人達が多いのか、嘘が上手くなった奴が多いのか、どっちにしろ本質が誰にも見えて面白いではないか。