見えないもの

チームのスケジュールの調整が一番面倒な仕事である。指導の数倍の疲れが生じる。大会参加の申し込みは1ヶ月前には締めきられ返事を迫られるのは当たり前のこと。選手とコーチの出欠を確認してからでは間に合わない。遠征に行くと返事をしてて宿泊等の手配をしても平気でチームを去る者も存在する。隣のチームで器用に生活していることだろう。後始末は気分が悪いものだ。
自己犠牲を大人が出来ずにチームを運営するには、、、やはり金!金!金!しかないみたいだ。長期に渡り隣のチームを見ていくと、嘘かお金が飛び回っている。
サッカーの指導の方が簡単に思えるのは比べる事象が重すぎるからなのか。奴らと逆説を唱え行動しているからかもしれない。指導22年目にして初めて練習を怪我で休み時を過ごした病室でも思った。スケジュール調整より練習の方が簡単であると。

選手の平日練習は週3回、雨天と祭日は休みとなっている。今年1月5日から約半年間で平日練習は56回、学校生活時間の3分の1以下に値する。休まずグランドに表れた選手は2年生の男の子1人だけ。丈夫な身体と精神が能力を拓かせる要因でもある。今年は夏休みの練習時間を減らした方がいいのかもしれないな。