コーチスタッフは18歳以上

全日の山口県大会ルールでスタッフは2名以上3名以下を義務付けられている。1人しか帯同していないチームは棄権となる。登録されたスタッフの3名中2名は何があっても休んではいけない。開催中の3日すべて。
私を含め皆仕事というものを持っているリベルダーデスタッフには、つらい11月でもある。

頼むから来てくれ!仕事も家庭も投げ出してでも来てくれ!病気だろうと怪我だろうと絶対に来てくれ!
そうやって、スタッフに頼むのは俺。
そして俺にも俺から頼むことに。有給休暇がある職業の人が羨ましい。こういう時は、代替えのきくポジションで働くべきだと思ってしまう。


仕事をしていない学生も、社会的信頼に・・・ということで認められるスタッフは18歳以上にすると言われた。私としては社会的信頼よりチームや選手からの信頼の方が大事な要素と思うのだが。親からの信頼や社会からの信頼なんて後の後でいい。建前論生き様の人との考え方の差を感じた。

コーチとして生計を立ててるスタッフがいるチーム優勢が要項にまで及びだした。お金や練習場の面ではスポ少有利な環境の中、町クラブは支える人の負担やストレスが大きすぎると思われる。営利団体みたいに報酬をモチベーション出来るわけではない。サッカーに対する情熱は平等なのに。

スタッフ登録も、18歳以上に決められたのは微妙な基準だ。高校3年生の中でも誕生日で可不可が決まる。人間性など全く関係ないということなのだ。

大会で決められたルールだから守らなくてはいけない。無理なら棄権するしかないのだ。

これだけ頑張っても、指導者の労をねぎらってくれるものは何もない。それでもやるしかないのだ。
子供たちには関係ない話だから。