練習もないし暇なので

全国大会申し込みを処理しながらもマッサージ屋へと足を運ぶ。別に何も体が疲れているわけでもなく気分転換に1人カフェに行く度胸もなく、必ずしも1人で来店しても不思議ではないマッサージ屋ならば理解してもらえるだろうと。
人に理解してもらうのは難しいことである。
自分と違った生き方や考え方をしている騒がしい人達が、すなわち亀の這うような、あるいは蛙のような足取りで歩んでいる人々のうちにあって、ガンジスの流れのごとく速いテンポで考え生きている場合には、、、特に難しいことである。

理解されがたい人間になるようにあらゆる手を尽くしているわけではないのだが。だからいくらかでも精密に解釈してくれようとする善意の人には心から感謝すべきなのだろう。
しかし善き友人を装う人間には、前もって誤解してくれるように、幼稚な遊び場を用意しておくべきである。そうすれば笑いの種ができるし、追い払うこともできる。