学習

文部科学省は、小学校の英語教育の開始時期を現行の5年生から3年生に引き下げ、5年生からは正式な教科にする方針を決めた。現行では週1回の授業を、3、4年で週1~2回、5、6年では週3回に増やす。世界で活躍する人材を育成するため、早い時期から基礎的な英語力を身に着けさせるのが目的。2020年度をめどに全面実施をめざすとのこと。まだまだ先の話か。
まあしかし、いくら騒いだところで英語力は学校教育では上がらない。小学校の英語教育は11年度から、5、6年で週1回の外国語活動が必修化されているはず。歌やゲームなどを通じて英語に親しむ内容で、読み書きはほとんど指導しなくていい。英語が専門外の担任教諭が主に指導しており、質の確保が課題になっていたが・・・現状はそのまま。
小学校時代の勉強は、必要最低限か、あり得ない量をこなす、そのどちらかでいいのではないか?
適当な量の勉強をしてきた奴らに、中学校の終わる頃には追いつくことが出来るのを笑いながら見てきた。勉強をしなくなったとか言い訳も聞きながら。出来る人は勉強をすることが出来るから出来る人になれるわけで、出来ない人は勉強をしないから出来ない人ではないわけで。サッカーの練習をすればサッカーが出来る人になれるわけではないのと同じで、サッカーが上手い人は練習することが出来るから上手い人であり、自分で事できない人に練習が出来るはずはなく上手くなれるはずなく。
サッカーの練習、テスト勉強、何をするにしても何のためにやっているのか理解して臨む必要が、年齢によっては重要な事象である。

全国の公立高校で最も多い46人の東大合格者を出したのは県立高校浦和だ。学校の選び方は様々。リーマンショック後に高校受験をした層は、私立から公立に進路を変えた人がかなりいるとみられる。公立は学費が超割安、人気は底堅いし、学区などの制度改革で実績を伸ばしているという。優秀な子が公立上位校を目指すようになったのは都会だけであってほしくないな。