悪い奴のおかげで

ワールドカップ南米予選のエクアドル戦で、アルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノ(バルセロナDF)がカートの運転手を蹴り退場処分となった。だが、アルゼンチンではもう一つ驚きの退場劇が起こっていた。
先週末に行われたアルゼンチンでの試合中、ピッチの中に犬が侵入。通常であれば犬をピッチの外へ誘導するなどして事なきを得るところだが、ホセ・ヒメネスが取った行動は違った。選手は乱暴に犬の首をつかむと、そのまま客席に投げ入れようとしたのだ。俺だったらどうするか?さしむきモデルガンを犬に向けてみるか。
投げられた犬はフェンスに直撃して地面に叩きつけられたが、幸いにも怪我はなかった様子ですぐに走り出した。観客や相手チームの選手はこの選手の非人道的行為に激怒。観客はピッチに物を投げ込み、相手チームの選手は投げた選手に激しく詰め寄った。
選手はこの行為で退場処分となり、さらには試合終了後にチームからも解雇されたとのこと。
悪行をする選手がいるおかげで、普通にしてるだけで優良者と見てもらえる。
怒鳴り散らすコーチ、悪態をつくベンチが存在してくれるおかげで、、、私が紳士に見えるというもの。