存在

練習をハードにすると休みが多くなる。緩みっぱなしの練習になっているのは、俺の気分的なことではなく、子供を俺に預けている親からの要望に答えているだけだ。運営面を度外視した環境設定額は俺からの愛情というわけで、気がつかない人種の人達をも分け隔てなく対応している。
俺のことをコーチと呼ぶ人、監督と呼ぶ人、それ相応な指導で終わらせようか。そういった、周りの選手たちと違う言い方で俺を呼んでる人、俺は信頼関係を築けない。周りの状況を把握できない人を信頼するほど間抜けではないがゆえにな。俺の存在とは。

誉めて伸ばす。簡単過ぎて誰でも出来る業務。お前が誉めなくても伸びるし。
誉めるべきプレー等がない場合はどうすんのか?
無理矢理誉めるとこを探すとか、それは自分にも他人にも嘘をつくということに近い。

弱虫がどんどん去っていくであろう我がチームも、実社会に通用する人材だけが残り、毎年笑いながら卒業羽ばたいて行く。
俺の教育から逃げた名簿を見て、仲間たちと座談する。お前の存在とは。
本質はどこにあるのか、分からない大人が選手の邪魔をする。果たして親の責務は・・・・。