一年生の時、二年生の時、決して目立つような選手ではなかった。
身体能力が凄かったわけでもなかった。
みんな頑張り抜いてくれた。
だからこその成績だと思う。
ほとんど練習を休まない。全部参加する必要ないんだよと伝えても毎日のように練習に来る。
ただサッカーが好きだった、もしくは友達が好きだった、理由はどうであれ、俺が組むハードな計画にとことん付き合ってくれた。
その子供達がまた卒業していく。
たくさん怒られ、たくさん泣かされ、たくさん遊んで、たくさん感動し、たくさん負けて、たくさん勝ち、たくさん笑って、たくさん・・・・マジで淋しくなります。
16年間ひたむきにサッカーを教えてはこうやって独りぼっちに戻る自分に、そろそろ引退かなと思うことがある。
しかしそうはさせてくれないだろう。
まだまだ俺の進む道にパーキングはいらない。