グランドよりも・・・

木曜日は楽しい
高校生が教室に来る。教え子が自習しに来るのだ。去年も高3の子が勉強しに来てたのが木曜日だった。
いつだって女子だ。

あの世代に話を合わせるなど俺も器用になったものだ。


持ってくる内容はと言えば、数B・・・もはや俺の手には・・・・しかし一緒に解答を見ながらなら何とかなりそうなのも、また欲をそそるというもの。
いや、手を出さない方がいい。男ばかりの教室もむさ苦しいし、これ以上クラスは増やせないのだから。


もし俺に時間的余裕があるならば、小6のクラスを増やしたい。5年生の問題が解けない子が多すぎる。考える力がないのだ。

理由は簡単。

いつも教えられてから問題を解き始める。工夫ができない人間に育てられてるのだ。塾に通ってる子に多い。長い時間かけて教えると儲からないから即解き方を教える。

将来の人生、工夫無しで生きて行くことになるだろう。


結局、教えられ過ぎているのは親のせい。環境作りは親なのだから。


応用問題が解けず、応用問題を習うために塾に行く。
解き方を教えて下さいと言う大人がいないか?それって子供でも言えるレベル。親が言う時点で教育が遅れている。
考える力を身に付かせないと。考えることを教えてもらわないと。



良い指導者に巡り会うのは親の運か子の運か?