とうとうきました

昨日はクラブチームのお別れ会でした。
2、3日前にはスポーツ少年団のお別れ会で、立て続けに別れ話の宴になったわけです

クラブチームでは、6年生9名は各学校バラバラ、入部時期もバラバラ、誰でもいつでも入れるクラブチームに練習開始の時間も揃わない環境の中、一つになり勝利を目指して頑張ってきました。
6年間~2年間という選手によってはクラブ在籍期間に差があります。しかし週6回も俺と出会うわけですから、密度が濃く、みんな同じように俺と心が通じあうことなるんですね。
私の指導では人間形成を主としてサッカーの技術やメンタリティの強化、自らが考える力と生きる力を養うようにしつこく教えてきました。

一期生となる学年は先輩というものがおらず、早い時期から自分達で何もかも考え行動するということを強いられました。
教える側は全てゼロから。手本は俺しかなく、性格をねじ曲げての面をチームでは過ごさせていただきました。そこが一番辛かったかと。偽善者であり続けるうちに本当に善人になりそうです


会では、大会でたくさんゲットしたトロフィーなどを選手たちで分け、一人3個以上持って帰ることになりました。
賞状は別で、一人二枚づつ以上、各コーチからそれぞれお祝い品、親からも記念品、そして私からも。
やはり全国大会出場は大きい。チームから得たものは一生の宝物になったことでしょう。

みんなが挨拶をしました。
感動し涙を流す量が過去最高ではなかったかなと思います。
これで終わりかと思うと淋しくて淋しくて・・・・
俺は最後まで同じことを言い続けました。
苦労の数だけ、涙の数だけ強くなり成長すると。
苦しい時こそ前進しているんだと。
前へ前へ、もっともっと前へと。
大きな人間になるんだと。



全員が俺の弟子と呼べるなんて滅多にない年だと思います。
これから先、何があっても100%味方することとなるでしょう。奴等の敵は俺の敵。

俺の宝物たちに幸あれ。