大学受験

センター試験が終わった。数学以外は理解不能。。。
このセンター試験とやら、将来的に廃止となり、「達成度テスト」(仮称)が導入されるという動きがある。今年度から新学習指導要項が実施され、科目名が変わり、教科書が新しくなっている。数学と理科は2012年度より先行実施されているが。流行りものに流されないようしている我輩も、こと学業だけは時代の変化に対応していかなければならない。
高校の学習指導要項を把握するに。卒業までに習得させる単位数は74単位以上、国語・数学・外国語に共通必履修科目を設定。理科の科目履修の柔軟性を向上か?履修パターンが複雑になると思われる。週当たりの授業時数は標準の30単位時間を超えての授業ができることを明確化する。「脱ゆとり」の指導に変化だろう。
外国語教育の充実へ。指導する単語数を1300語から1800語に増加、授業を英語で指導することを基本とする。教員の質が表面化するのは滑稽だ。
2015年度のセンター試験から大幅に変わっていくことになる。
地理、公民、理科の各科目の解答時間は60分だが、答案回収時間を加え130分としている。リスニングの解答時間は30分だが、確認調整の時間を加え60分としている。同一名称を含む2科目の組み合わせはできない(例「世界史A」と「世界史B」、「倫理」と「倫理、政治、経済」)。理科の選択パターンは複雑で、理科1から2科目or理科2から1科目or理科1から2科目と理科2から1科目or理科2から2科目、この4パターンから1つ。
5教科7科目900点のスタイルは変わらず。

個人的に数学以外は関わりを持たない、もてないので無視してよし。
問題は数学の新課程の学習内容をよく確認しておかないと。
・データ分析が数Bから数Ⅰに移行。
・集合と命題が数Aから数Ⅰに。
・条件付確率が数Cから数Ⅱへ。
・数Ⅱの新規に俺の好きなユークリッドと、嫌いは空間図形が。
・3次式の展開や因数分解が数Ⅰから、二項定理が数Aから数Ⅱへ。
微分積分の次数制限がなくなる。
・確率分布と統計的な推測が数Cから、期待値は数Aから数Ⅱに。
・数Ⅲへは、平面上の曲線は数Cから、複素数平面が新規で。

重要なのは移行の内容ではなくて、試験時の選択項目の握。
数A:場合の数と確率、整数の性質、図形の性質の3項目から2つ
数B:確率分布と統計的な推測、数列、ベクトルの3項目から2つ
個別(2次)では、、、
数A:3項目すべて
数B:数列とベクトルの2項目限定

覚えるのが面倒くさい、とても大変だ。ということで高校生の指導を引退しよう。

教員免許が永久的なものであることで、更新や維持の試験がないことで、指導される側に不利が生じてくる。世界一と言われてた時代からの転落は、子どもの質のせいではなく有能な大人の人材不足が最大の原因、生きにくい日本の社会環境がそうさせたのかもしれない。